ディーゼルエンジンが進化して地球に優しい自動車
ディーゼルエンジンの自動車が最近注目を集めています。少し前までは、一般車よりもバスやトラックなどの大型の自動車などに使われていることが多かったディーゼルエンジンですが、ここ最近ではディーゼルエンジンが進化して地球に優しい自動車として生まれ変わっているのです。
それでは一体どこが地球に優しいのか紹介したいと思います。まず、ディーゼルエンジンの自動車はガソリンの自動車よりも二酸化炭素の排気量が少なく、燃焼効率が良いという特徴があります。燃焼効率が良いと、二酸化炭素の排気量も少なくなります。この燃焼効率は、ガソリンエンジンと比べると低速トルクのおかげで回転数を上げなくても良いため自然と燃費が良くなるようです。
ただし、ディーゼルエンジンの自動車は、メリットばかりではなく例えば、黒煙や窒素酸化物が発生したり、振動や騒音があるなどのデメリットもあります。 しかし、技術は日々進歩しているのでこれらデメリットも近い将来改善されることでしょう。実際にディーゼルエンジンを搭載した自動車には一体どんな車種があるのでしょうか。
日本のディーゼルエンジン自動車復活の記念すべき自動車「X-TRAIL」
2008年9月4日に日産自動車から発売された「X-TRAIL」は、日本のディーゼルエンジン自動車復活の記念すべき自動車でもあります。実は、このエクストレイルが発売される前に、排気ガス規制の強化のためにトヨタ自動車のランドクルーザープラドでディーゼルエンジン搭載の自家用車が生産ストップしていたのです。
日産のエクストレイルはディーゼルエンジン搭載自動車の販売台数2年連続NO.1を誇るほど人気がありました。エクストレイルの最大の魅力は「燃費」にあります。口コミも上々となり、この車を選んで良かったという口コミを結構見かけます。走行も安定性があるため、街中だけではなく山道など遠出をするユーザーも多いようです。
また、エクストレイルが発売された年の10月1日には三菱自動車からディーゼルエンジンを搭載したパジェロが発売されました。 ディーゼルパジェロの特徴は、黒煙フィルターや触媒などを装備することによって、黒煙を出すことがないのです。 また、ディーゼルなので燃費も良いですね。このパジェロは、実は高い評価を得ているディーゼルエンジンを搭載したベンツとほぼ同じレベルになっています。排気量が4気筒でおよそ3.2リッターです。燃費も良くて、かっこいいパジェロを一度店舗でチェックしてみてはいかがでしょうか。
ディーゼルエンジンの自動車は日々進化しています。「エコカー」という自動車が流行っている昨今、身近なところからエコに参加してみても良いですね。